まちの力活性化委員会2月会のお知らせ

テーマ
「伝統的な住まいづくりの現状と展望」

 今回のまちの力活性化委員会のセミナーは少し趣向を変えて、住まいづくりの観点から、住宅生産のことやまちづくりについて考えてみたいと思います。

 日本の伝統的な住まいづくりは危機に瀕していると言われて久しく、今やどこの町に行っても同じようなメーカー住宅が立ち並び、街並みなどとは程遠い現状にあります。また、住まいづくりと密接な関係のあった日本の林業も衰退の一途をたどっています。
一方では、伝統的な住まいは住宅の性能という観点からは、夏は良いけど、冬は暗くて寒くて住みづらいといわれ、多くの地域で建て替えが進んでいます。今や、文化財伝統的建造物群保存地区にでもならない限り、日本の町並みは残っていかない状態と言えます。
 この流れは今後も変わらないのかというのは、多くの人が抱える疑問です。

 今回のまちの力活性化委員会では、このような疑問に真正面からぶつかりながら、一人大工などと連携し、伝統的な住まいづくりにこだわりを持って仕事をされている、畔上順平さんという若手の建築家を講師にお招きしてお話をお聞きしたいと思います。

■畔上順平さん:けやき建築設計

■現在、もう一方、女性の建築家で、木造住宅の設計と施工をされている方にも相談しています。

日時:2月19日(日)午後5時
場所:早稲田大学都市地域研究所
参加費:無料