戦国時代と幕末明治時代

いろいろなまちを見に行くと思うのですが、その地域のまちの力を考える上で、非常に重要な時期が2つあります。


そう、「戦国時代」と「幕末明治時代」です。


大河ドラマで紹介されたり、映画やマンガになったりすることが、他の時代と比べて格段に多く、史跡巡りなどの観光の軸にもなっています。また、その地域に住む方々からその時代の「ストーリー・物語」を聞くと、それぞれのまちに対する「思い」や「誇り」を感じることができます。


少し、都市デザインの視点で見てみましょう。


戦国時代については、「城下町」のまち割りが現在でも残っているなど、まちの骨格に大きな影響を与えていることが多いですね。

幕末明治時代のころについては、「開国」というインパクトが影響しています。西洋文明を取り入れた港町が形成され、デザイン・経済・法律などについて西洋を手本とするなど、あらゆる場面でまちに外国との関係が見えてくるようになります。

そんなことを考えながらまちを見ると、カルテづくりに「戦国時代」と「幕末明治時代」という視点はひとつのポイントである気がしてきます。


オマケとして、携帯でこんなサイトがあったのでご紹介。

「ケータイ国盗り合戦」

戦国時代の物語と、スタンプラリー的な旅の記憶とが、このサイトのしくみでうまく混ざって感じることができます。地図作製の企業がスポンサーでGPS機能を活用している点も、なかなか面白いしくみだと思います。

みなさんも試してみては?ちなみに私は60都市ほど制覇しました。まだ1/10ぐらいですね。天下統一の道のりは険しい・・。