洞爺湖サミットを見る「視点」

最近、まちなかで警察官を見かけるようになりましたね。
サミットの影響でしょうが、なんだかまちの雰囲気がピリピリして見えます。


さて、今回のコラムは、サミットについてです。
とっかかりは、国のKids向けのページがわかりやすくてよいですね。


今回のサミットは、拡大会議も含めると実に多くの国が参加しています。

G8


主要経済国
G8にオーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、南アフリカの各国首脳とEU代表が参加


アフリカ開発
アルジェリアエチオピア、ガーナ、ナイジェリア、セネガル南アフリカタンザニアの各国首脳及びアフリカ連合(AU)委員長が参加




テーマは「世界経済・物価上昇」「環境・気候変動」「開発・アフリカ」「核・政治問題」です。G8だけでは世界経済や気候変動の状況に対応できないという意見がある一方、あまり参加人数が多いと「小田原評定」状態になるという指摘もあります。


そこで、これらのテーマを考える上で参考となる国別のデータを比較してみました。

データは「GDP」「CO2排出量」「国の面積」「2007年の人口」「2050年の人口予想」の5つです。(画像をクリックすると拡大できます)




いかがでしょう。人口の切り口で見ると、経済や環境の問題にとって、アフリカ諸国との関係が見えてきます。このデータをどう見るかで、サミットでの各国の立場や発言が違う視点で見えるかもしれませんよ。
個人的には、さまざまな問題があるなかで、環境問題だけをクローズアップすると、本質からずれてしまう気がしています。


なお、公的なデータで編集しましたが、数値に責任は一切持てません。まあ、ひとつの見方ということで、あまり深くはつっこまないで下さい。