カールスルーエNo.13

 最近こどもが遊んでいる光景をみることが少なくなりました。近所の空き地や私有地の借り上げでつくられた遊び場が開発や資産活用のために姿を消しているのと同時に生活スタイルも変化し、屋内遊びが増え、身体を動かす活動も運動クラブに集中するようになったかも知れません。
 カールスルーエ市の中心は、宮殿であることは、最初に申し上げた通りですが、周囲が大変広い緑地帯が広がっています。その一部には、ロープでできたジャングルジムなど子どもが遊べる施設があり、多くのこどもが遊んでいます。極めつけは有料なのですが、ミニ機関車です。緑地の中を走っています。勿論、乗客の殆どはこども。日本の小学生くらいの年齢の子どもたちです。
 その中に混じって三十過ぎのおっさんである私shutorも乗ってきました。走っていない日もあるので、一日目は運行していなくあきらめ、二日目、試運転している機関車を緑地の向こうに発見しました。